
よくある質問
このページでは、よく聞かれる質問に回答しています。ここに掲載されていない質問については、個別にお問い合わせください。
一般的な質問
東京農工大学について簡単に教えてください
東京農工大学は、東京都の小金井市と府中市にキャンパスを持ち、工学と農学を中心として幅広い関連分野を学べる、全国でも類を見ない特徴のある国立大学です。明治時代に創建された工学系の学校と農学系の学校が合わさって、1949年に設置された歴史のある大学です。 知能情報システム工学科は工学部に属しており、JR中央線の東小金井駅から徒歩6分の小金井キャンパスにあります。(東小金井駅までは、新宿駅から西に約20分です) 東京農工大学の沿革:https://www.tuat.ac.jp/outline/overview/history/ キャンパスへの交通アクセス:https://www.tuat.ac.jp/outline/overview/access/
キャンパスの場所はどこですか
知能情報システム工学科が設置されている小金井キャンパスは、東京都の真ん中に位置する小金井市にあります。最寄駅はJR中央線の東小金井駅で、駅からは徒歩6分です。 東小金井駅は、新宿駅まで約20分、東京駅まで約35分、い ずれも乗換なしで行けるので、東京都心へのアクセスは抜群です。また、東京都の住みたい街ランキングでトップに選ばれ続けている吉祥寺までは約7分で着く好立地にあります。 最寄り駅からの経路:https://www.tuat.ac.jp/outline/overview/access/koganei/route/ キャンパスへの交通アクセス:https://www.tuat.ac.jp/outline/overview/access/
キャンパス周辺の環境を知りたいです
小金井キャンパスは、閑静な住宅街の中にある緑あふれるキャンパスです。キャンパス周辺は住宅と公園ばかりで、落ち着いて勉学に励むのに適した環境です。また、キャンパス内に運動場や体育館があり、気軽に運動することもできます。 周辺の繁華街としては、JR中央線沿いに吉祥寺(約7分)や立川(約13分)があり、特別快速の停車駅である国分寺(約5分)も賑わっているので、お店などに困ることはありません。 上空から見た小金井キャンパス(動画):https://youtu.be/hbB6H2F7bQ8
学生の男女比を知り たいです
東京農工大学は、理工系の国立大としては女子学生が多く、大学全体での男女比はおよそ5:3、工学部での男女比はおよそ8:3となっています。知能情報システム工学科の男女比はおよそ5:1であり、約15%が女子学生です。(2023年の学生数から算出)
大学を見学したいです
東京農工大学の工学部では、オープンキャンパスや体験教室などを開催しています。詳しくは、大学公式ページの入試情報(オープンキャンパス)や学園祭のページをご覧ください。 入試情報:https://www.tuat.ac.jp/admission/ 学園祭:https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/kagai/festival/
学習について
専門知識がないので不安を感じます
入学時に知識がないことは全く問題ありません。毎年、ゼロからスタートする人が大勢いますし、そのような学生に専門知識を提供するのが教員の役割です。大事なのは、新しいことを学ぶ情熱と好奇心です。
授業についていけるかが心配です
講義内容をしっかりと理解してもらうために、授業ごとに工夫をしています。例えばプログラミングの基礎を学ぶ授業などは、学年を3つのクラスに分けて少人数授業を行っています。また実習型の授業では、大学院生によるティーチングアシスタントが数人ついて、わからなくなったらいつでも質問できるようにしています。さらに、専門科目の学習にスムーズに入っていけるように、一年生の前期には、少人数で教員の個別指導を受ける「工学基礎実験」を設けています。
どんな授業がありますか
学部1年次は、数学、情報工学、電気電子工学の教育に加え、将来の教育研究の動機づけとなる専門基礎科目を配置しています。特に、プログラミングや電気回路などの科目には、対応する実験・演習科目を配置し、手を動かす教育を行います。 学部2年次からはコース分けを行い、学生が自らの興味・関心に基づいてカリキュラムを選択できます。 数理情報工学コースには、「オペレーティングシステム」「情報セキュリティ」「計算機ネットワーク」「コンピュータグラフィックス」など、計算機科学ならびに数理情報工学を指向する専門科目を配置しています。電子情報工学コースには、「先端電子デバイス」「ディジタル電子回路」「電磁波工学」「量子力学概論」といった高度情報社会の基盤となるシステムエレクトロニクス技術を指向する専門科目を配置しています。さらに、「人工知能」「パターン認識と機械学習」「ヒューマンインタフェース」「画像工学」「通信工学」「計測・制御工学」など、広く共通する専門科目はコース共通科目として開講することで、知能情報システム工学分野に精通した高度IT人材を育成します。 詳しい情報は、教育カリキュラムのページや授業のページをご覧ください。
専門科目以外の授業はありますか
工学系の大学生として必須である数学や物理学はもちろんのこと、英語、第二外国語、体育など様々な授業を取ることができます。また、レポートの書き方や、プレゼンテーションの方法などを学ぶ授業もあり、大学生としての教養や技術力を身につけることができます。
授業における実験や演習とはなんですか
知能情報システム工学科では、単に知識を学ぶだけではなく、実際に物を作り、動かせる能力を重要視しています。実験・演習とは、この方針に基づいて、手を動かす実験を通じて問題を解いたり、自ら手を動かしてプログラムを書いたりする、手を動かす形の授業のことをいいます。
東京農工大学では農学についても学ぶのでしょうか
工学部の学生が卒業のために農学を勉強する必要はないので、知能情報システム工学科 の通常の学生が農学と関わることはありません。 とはいえ、大学としては、工学も農学も人と自然と科学技術の共生を実現するための学問の一部と捉えて、より広い共生科学技術の視点で研究や教育に取り組んでいます。そのため、特別な教育プログラムや、農学部との共同研究を行っている研究室に進入すれば、農学と関わることもあり得ます。
卒業研究とはなんですか
研究室に配属されて指導教員が決まった後に、指導教員の個別指導のもと、大学4年生の1年間を通して各自がそれぞれ独自の研究テーマを持って取り組む研究のことです。卒業研究の内容をまとめた卒業論文を提出することで、学部を卒業することができます。それぞれテーマは違っても、何か新しいことを生み出す心意気で皆取り組みます。卒業研究で培った専門性を持って、大学院ではさらに専門的な研究を行い、世の中にまだない新たな知見やアイディアを創出します。
研究室とはなんですか
卒業研究に取り組むにあたって、各教員に毎年新たに4〜6人の学生が配属されて、個別に指導を受けます。この配属によって決まる、教員と学生のグループを「研究室」と言います。研究室にはそれぞれ専用の部屋があって、学生が使う机やパソコン、実験装置などが置いてあります。各研究室には通常10~20人程度の学生が所属し、大学院生も一緒に研究に取り組みます。研究室ごとに取り組む技術分野や研究内容は全く異なるので、自分のやりたいことにあわせて研究室を選んで志望を出します。
海外留学はできますか
学生の国際交流と留学サポートのための部署が学内にあり、さまざまな留学プログラムの実施や、留学に関する相談をしています。また、世界中に150もの姉妹校協定締結校があります。詳しくは国際交流のページをご覧ください。 東京農工大学での国際交流:https://www.tuat.ac.jp/international/
高専から編入学する場合に一般学生との違いはありますか
編入学をすると、東京農工大学では学部3年生からのスタートになります。それまでに取得する単位の大部分は、高専で取得した単位で振り替えることができます。入学後の学生生活は、編入生と一般の学生の間で大きな違いはありません。
入試について
二次試験はどの科目を受けるとよいですか
前期日程では、数学・英語・理科(物理と「化学、生物から1科目」の2科目)を受験することになっています。後期日程では、数学・英語・理科(物理のみ)です。
受験科目による有利不利はありますか
有利・不利がないよう配慮しています。
浪人生ですが、入学後に現役生との違いはありますか
一切関係ありません。
推薦で不合格だった場合、一般入試は不利になりますか
一切関係ありません。
前期合格と後期合格では、入学後の違いはありますか
一切関係ありません。
三年次編入学に向けてのアドバイスが欲しいです
第二外国語(ドイツ語・フランス語・中国語など)も単位認定できますので、可能であれば履修しておくとよいです。
SAIL入試とはどのような入試ですか
本学では、理数系が得意で、課題を解決する資質をもっている意欲的な学生を、すぐれた研究者・職業人へと導くための教育プログラム「SAILプログラム」を独自に開発し、施行しています。SAIL入試では、上記の分野に関して主体的に活動を行った者を対象とし、大学入学共通テストおよび個別学力検査を免除し、活動成果のレポートや面接などの成績、さらに調査書等の内容を主な資料として総合的に評価します。 SAIL入試の詳細:https://www.tuat.ac.jp/department/engineering/sail_exam.html
生活について
入学したらパソコンが必要ですか
東京農工大学では、各自の端末持ち込み(BYOD: Bring Your Own Device)化を実施しており、各自がノートパソコンを用意して講義演習等で使用する形態となっています。例えば、プログラミングの課題を解いたり、授業レポートの作成を行ったりするのに自身のパソコンを使用します。入学が決まった際には、ノートパソコンをご購入頂くことを強く推奨します。 推奨ノートPCスペック:https://www.imc.tuat.ac.jp/info-user/info-freshman/byodspec.html ※ 原則として各自がノートPCを用意することとなっていますが、どうしてもやむを得ない事情により準備できない場合には、台数は限られていますが、PCの無料貸し出しサービスもあります。 入学後に問い合わせてください。
大学での生活が不安です
学内には保健管理センターがあり、体調が悪くなったときはもちろんのこと、メンタル部分のカウンセリングまで専門の医師やカウンセラーが親身に相談にのってくれます。 また、学生生活委員を担当している先生に相談することもできます。 学科独自の制度として担任制度もあり、各学生に担任の先生がつくので、学習や生活のことまで気軽に相談することができます。担任の先生は、学年毎に約5名ずつしか学生を受け持たないので、少人数できめ細かに対応することが可能です。
一人暮らしの学生は多いですか
地方から出てきて一人暮らしをしている学生はたくさんいます。 農工大のまわりは住宅地のため、多くの学生が大学周辺に住んでいます。面白いことに、都内の人気の地域に挟まれているせいか、農工大の 周辺は中央線沿線の中では家賃が安い地域となっており、都心の大学に通うのに比べて生活費を抑えられる傾向にあります。学食を利用すれば、比較的安くお昼ご飯を食べられるので、うまく活用するとよいでしょう。 部屋に関しては、東小金井駅や武蔵小金井駅の周辺に不動産会社が多数あるので、それなりに探しやすくなっています。農工大の生協でも部屋探しをサポートしています。また、学生寮が工学部のキャンパス内にあるので、大学徒歩0分の寮に住むこともできます。 学生寮:https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/fukurikousei/gakuryo/